忍者ブログ

第一渡辺文録

越後海府浦をあるいています 別館 http://watanabenumber3.blog.shinobi.jp/もどうぞ

   
カテゴリー「蒲萄峠を渡る 第四部 大沢峠篇」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

蒲萄峠を渡る 大沢峠篇 その十 大沢川を下る

あとは大沢川の谷を大沢の村に向けて北に真っ直ぐ下るのみとなります。


峠を越えた道筋は、沢筋に合わせるように谷の東側へと回り込み、下る準備が始まります。


谷と並行になった街道筋。ここからはほぼ一直線に降りて行く格好になります。


谷を眼下に見下ろしながら、ゆるやかに下ってゆきます。


延々と続く杉林の中、山裾に充分な道幅があるのも佐竹公の残した功績によるものです。


杉林の中を真っ直ぐ下る道。所々に切石も残っており、街道の趣がよく残されている場所です。


村の耕地が現れ始めました。まもなく大沢の村です。


そしてようやく大沢の村が見えてきました。


出羽街道庄内通り大沢峠はここまでとなります。

その十一へ

蒲萄峠を渡る 大沢峠篇 その一へ戻る
PR

蒲萄峠を渡る 大沢峠篇 その九 大沢峠の茶屋

狭義での大沢峠分水嶺にさしかかります。この峠には街道時代に「茶店をだしてワラジや甘酒などを売った」との記載が『部落の由来を訪ねて』にもあり、大沢村の宿場として機能が歴史にも残されている箇所でもあります。

とはいえ街道の宿場として大沢村に課された負担は大きく、実際には大変酷く困窮したものであったとも史誌には解説がありました。


平成11年修正 1/25,000「蒲萄」より
南から谷筋ではなく尾根筋を登る街道は、分水嶺の箇所で等高線が緩やかになっている特徴が地形図でもわかります。この場所が「トウゲ」と呼ばれる場所だったのでしょう。


登りきった先に平坦な場所がありました。分水嶺の「トウゲ」になる箇所です。


「遊歩道」整備で、丸太の椅子等が設置されていますが、ここに茶屋を開いたのでしょう。頂上部でありながら平坦で、地形的にも都合良い場所です。

その茶屋も、明治新道が明治26年に開通すると新道沿いに移ったとのことです。


尾根を登った峠は、いくぶん平坦な場所が続いています。


その先が開けていました。なだらかな山中を通る大沢峠越えの中でも、視界の開ける数少ない場所でしょうか。北側の山々を眺め、大沢の村へと下ります。


つづら折りに付けられた街道を進み、標高を下げて行きます。


大沢峠の北側は、南北の谷筋を一直線に降りる格好になります。


あとは幾度かの折り返しを続け、大沢村の宿へと続きます。

その十へ

蒲萄峠を渡る 大沢峠篇 その一へ戻る


蒲萄峠を渡る 大沢峠篇 その八 尾根渡りの街道

矢葺明神から大沢の村までの山越えのうち、狭義の大沢峠になる分水嶺(マルクラ沢とミズガミ沢)へは尾根筋を登る格好になります。


尾根に当たる場所とあって、日の光も行き渡り見通しも良い街道の雰囲気が出る場所です。


平坦な部分を取りやすいのでしょう、これほどに良い状態でかつての街道が残っているのも、「道筋の場所を選んだ」ことに拠るものでしょうか。尾根のやや西寄り斜面ということもあって、雪の消えも早い場所なのでしょう。


「遊歩道」ということもあって道程の案内看板もありますが、ほぼ明治初頭の頃と同じ姿といっても良いでしょう。


新道の開鑿以降、大沢峠は「今は草に埋もれて、その跡さへさだかに知ることはできなかつた」と花袋は記していますが、条件の良い場所であった為かこれほどまでに道を残しています。


足元の切石。大沢峠全体でも特にこの尾根筋には多くの石畳が残されています。


施された切通しで尾根を結び、大沢峠へと標高を上げて行きます。


峠部に向かって続く道筋。特に三山信仰での通行が多かった街道とのことです。


状態の良い道を登り続け、ようやく頂上部が見えてきました。

その九へ

蒲萄峠を渡る 大沢峠篇 その一へ戻る

カレンダー

11 2017/12 01
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

リンク

Twitter

最新コメント

[07/09 ひろ]

最新トラックバック

アクセス解析

共有

Copyright ©  -- 第一渡辺文録 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]