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第一渡辺文録

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蒲萄峠を渡る その二 蒲萄峠とは

広義での蒲萄峠は勝木川水系、蒲萄川水系、三面川水系の三水系にまたがる分水嶺の連続帯で、北から大毎村(おおごと)~大沢村~蒲萄村~大須戸村の大行(だいぎょう)と渡る街道筋を蒲萄越えとしているようです。厳密には分水嶺が複数存在するため、それぞれに峠の名称が付けられています。


大毎~大沢の大毎峠(勝木川水系と蒲萄川水系明神川・ミズガミ沢)


大沢~蒲萄の蒲萄峠(蒲萄川水系の中で明神川と蒲萄川との峠)
狭義での蒲萄峠はこの分水嶺のことを指します。


蒲萄~大行の長坂峠(蒲萄川水系と三面川水系)


旧街道である大沢~蒲萄の大沢峠(蒲萄川水系明神川支流ミズガミ沢と明神川支流本体)

(カシミール3Dにて描図)

このように、難所であった蒲萄越えは大きな峠を越えるものではなく、いくつかの細かい分水嶺を越えて行くものです。

松尾芭蕉・河合曾良の一行や大淀三千風の俳諧行脚、『東遊記』の橘南谿等に当時の蒲萄峠の姿が描かれており、特に「東遊記」では、大行の南にある塩野町から蒲萄の宿に辿り着くまでの冬季の難儀を事細かく著しています。

そのほか、明治に入ってからは河東碧梧桐の『三千里』でも蒲萄峠の様子が描かれています。

碧梧桐や花袋は北から南へと進むルートをとっていますが、『東遊記』に沿って南側より蒲萄峠を渡ることにしましょう。


その三へ

蒲萄峠を渡る その一へ戻る

 






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