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第一渡辺文録

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蒲萄峠を渡る 大沢峠篇 その五 座頭ころがし・座頭落とし

マルクラ沢の筋には、「座頭落とし」と呼ばれる深い谷が刻まれています。花袋の紀行にも「座頭ころがしといふあたりには殊に深い深い谷が覗かれた」という表記がありました。


街道を進むと、左手(西側)に谷を臨みながら渡る場所に出ます。


振り返ると沢を渡り切った先から急にV字の谷が深く切り刻む場所となっており、その手前で街道の筋が取り付けられたのも納得の行く部分があります。


眼下にはすぐ崖が迫った場所で、大沢峠の中でも特に難所として名称が残っているのでしょう。


さてこの「座頭落とし」ですが、立札による説明書きがあります。
『その昔、めくらが落とされた伝説の場所です』
大沢峠は山賊がよく現れる場所であったとの伝えも残っていますが、「岩船広域圏奥の細道」によれば、『悪党が座頭を殺して金を奪い、死体を谷底へけ落とした』という解説もされています。


谷は深く、崖も崩落の跡が絶えないような場所です。


傍には人工的に置かれたような石がありました。


この下に続くマルクラ沢の深い谷。下に通る明治新道の付近にも「座頭ころがし」という名称があるのは、「落として転がっていった」場所なのだからでしょうか。


座頭落としの崖を越え、枝分かれする細かい谷筋を渡ってゆきます。


ここにも人為的な切通し。山中の深い谷筋に道を敷設していった佐竹公による仕事の一つがここにも残されています。

その六へ


蒲萄峠を渡る 大沢峠篇 その一へ戻る





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