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第一渡辺文録

越後海府浦をあるいています 別館 http://watanabenumber3.blog.shinobi.jp/もどうぞ

   

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カシミール3Dで見る蒲萄山塊 その五 沖積低地のない河川・今川

学生の時に生活用水や農業用水の面から見た集落立地の姿について卒論を作成しています。
その中で分類した形式の一つに、集落を流れる主要河川の流域に集落が無いパターンというものが存在し、海府浦では今川がこれに該当します。


カシミール3D+10mメッシュ標高データより 高さを2倍に誇張

蒲萄山の麓を水源とし、日本海へ向かってに谷を刻む二級河川「今川」の谷は、沖積低地が殆どなく、標高20~30mほどの段丘面が発達しています。この段丘面に田畑が開墾された歴史があり、集落そのものは今川の流域から外れた場所に位置します。


昭和47年まで利用されたかつての街道は、段丘面の縁を回り込むような道筋でした。
段丘面の上部には農地が広がっていますが、これは昭和の初期に水田として改めて開墾されたものです。


「今川」の流域は専ら農地としての土地利用です。平坦部=条件の良い場所=農耕地という構図が見られ、集落はまた別の場所という立地の仕方をしました。


一つ崎を越えた場所に今川の村が立地しています。


村の入口の地蔵尊。


谷=水源地が乏しい場所に集落が立地した今川村は、周辺地域の中で最初に簡易水道の整備(昭和36年)が行われています。かつては「今川」流域の内陸部に集落があったといいます。

※簡易水道の設置が早かったことがその後の民宿立地に繋がっていますが、村の半数近くを占めた民宿は現在のところ通常営業は1軒のみとなっています。今川民宿史のような形で後日まとめたいと思います。


昭和25年に新設された羽越線今川信号所・現今川駅も、上位海成段丘面に敷設されました。


カシミール3D+地理院地図より

農地(水田と畑地)、集落のある場所、鉄路が通る場所が地形図上でもはっきり分かれます。
  


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