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第一渡辺文録

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蒲萄峠を渡る 第五部 大毎峠篇 その六 大毎村の街道と道路

大毎峠を越えて勝木川水系・大毎(おおごと)の村へと入りますが、各年代の地形図を見る限り道が通されている箇所が違っていることに気づきます。


大正5年発行1/50,000「蒲萄峠」
明治26年頃に開通なった荷車道である明治新道が二重線で描かれていますが、大毎の村中を通るものではなく西端のはずれを通っています。徒歩道としての出羽街道庄内通は東側に並行する徒小径の位置のようです。


昭和22年発行1/50,000「勝木」
大正9年に国道10号(大正国道)として「国道」となった道路が村中を通る様になっています。
いっぽうの明治新道は一旦地形図上から消滅していることから、当時の新道が幅二間半とはいえようやく荷車が通れるようなものだったのでしょう。



昭和44年発行1/50,000「勝木」
昭和41年に開通した現一般国道7号は、一旦廃道となったかつての明治新道上を通されている形のようです。


大毎峠を下り大毎の村へ続く新道。


直進方向が7号の位置であり当初の明治新道。途中で右に折れるのが大正国道10号および一級国道7号でした。


  
大毎トンネルを抜けた現7号に合流します。

 
大毎の村の西端を下る一般国道7号のルート。どうやらこの場所に明治新道が通っていたようです。

その七へ

蒲萄峠を渡る 第五部大毎峠篇 その一へ戻る

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