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第一渡辺文録

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蒲萄峠を渡る 第五部 大毎峠篇 その八 大毎村中を通る大正国道としての車道新道

「大正国道10号」(後の一級国道7号)として車道化された大毎村の中を通る道ですが、地形図を見る限りでは最初から徒小径程度の道があったわけではないようです。


大正5年発行1/50,000「蒲萄峠」に一部加筆

青線で加筆した部分が旧国道になる箇所ですが、大正国道10号として指定される大正9年以前には道が無かった場所のようで、国道指定後の昭和初期に新設された部分のようです。


前頁、街道の分岐から右(東)に向かう道が大正国道としての新道。


緩斜面に集村する大毎村を下りて行きます。


昭和初期に新設、一級国道指定後の昭和20年代末に改修されていますが、明治新道とは異なり、最初から自動車交通があった車道である村中の道路は幅も充分でした。

 
途中で村中を流れる大毎川を2度跨ぎます。この「大毎橋」は現国道が開通してからのもので、旧道化した翌年の昭和42年竣功でした。


ここで急坂を下った旧出羽街道庄内通と交差。


緩斜面から平坦になりますが、ここからストレートで現国道7号であり当初の明治新道と合流することになります。この箇所は大正国道としての車道が完成するまで集落の無かった場所のようで、当時は水稲耕作地であり道が出来てから集落の形態が造られた形になります。
  

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