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第一渡辺文録

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勝木-府屋町を巡る大崎山越えの交通史 第二部 大崎山篇 その五 一級国道7号改良

明治新道として荷車道化された鼠ヶ關縣道が大正国道10号の指定を経て、昭和27年に青森より新潟を結ぶ「一級国道7号」として指定されますが、二車線舗装路の「国道」として改良が完成するのが昭和41年のことです。


大正11年発行1/200,000「村上」
勝木より府屋までは勝木峠を通る国道(大正国道10号)と、旧街道(出羽街道浜通り)にあたる道が二筋描かれています。


カシミール3Dに一部加筆
結果として開通は昭和41年でしたが、一級国道7号改良のルートがいくつかの案があり直前まで決定しなかったために、着工がやや遅れた理由があるようです。

勝木峠を迂回するルート上で、着工が最後となったのが昭和40年度竣功である勝木隧道の存在(建築限界のため撤去済)なのですが、これは村上町より県境まで一級国道7号改良を何処に通すか、という案が3種(現345号に並行する海岸線ルート・現行の7号ルートと、現行線から蒲萄川を下って寒川を経て勝木に至るルート)あり、最終的に折衷案である蒲萄川ルートが決定したものの時の建設大臣の提言で現在のルートに着工直前で変更されたという話があります。(新潟国道二十年史より)
※この件は改めて特集します。



現在は昭和53年開通の二次改良による「府屋第一トンネル」が大崎山を通りますが、その海側を一次改良ルートが通ります。


国土地理院空中写真閲覧サービスより
昭和52年の大崎山隧道付近の空中写真ですが、この時点で二次改良(府屋第一トンネル)は着工しているものの、羽越線の複線化事業である新大崎山隧道は着工していません。一般国道7号二次改良と羽越線の複線化事業はそれぞれの工事日程に調整が必要でした。


現在は老朽化等で通行止めの措置となった一級国道7号一次改良に伴う新ルート・大崎山隧道。前述した勝木隧道の遅れもあり昭和41年の開通(竣功は昭和38年)でしたが、結果として約13年ほどの使用で旧道化となっています。

その六へ

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