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第一渡辺文録

越後海府浦をあるいています 別館 http://watanabenumber3.blog.shinobi.jp/もどうぞ

   

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海府の浦を繋ぐ道~深浦・恵比寿浦~ その三 板貝浜より神宮沢(一)

それでは現在の道を進みます。

板貝より最初の隧道には神宮沢(じんぐうさわ)という名称が付いており、第一、第二、第三と三本の隧道を以て道が貫いています。具体的な沢があるわけではないのですが、この先深浦の入り江までの間にある場所と考えていいでしょう。

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板貝の浜より最初に見えるのが神宮沢第一隧道です。

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このように、板貝浜の先はヘツリ渡りの道は施されず、前記の板貝峠を越えるか舟で海を伝うかの道でした。

79807f9f.jpg
現在のコンクリート巻き2車線規格の隧道は、国道昇格後の昭和54年に改修されたものです。「海岸無雪道路」の建設に伴い昭和43年に拡幅を受けています。

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大正初期の隧道開鑿、昭和43年の車道改修時とほぼ同じ状態で改修されたもので、その当時「暗く水溜りのある中を棒を頼りに進んだ」とも言われる隧道がこの先十本も続いていたのです。

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2車線化に伴うカーブの緩和によって、無理な線形が続きます。第一隧道を抜けた先には神宮沢第二隧道がすぐ見えますが、隧道内で下り勾配となって手前で急カーブとなっています。最初の道はもっと極端なものだったのでしょう。

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第一隧道を抜けました。板貝側の口が見えない位置に出口(笹川方)があります。大正期の隧道もこのようにカーブを描いてこの場所へ繋いでいたのでしょう。それをそのまま昭和43年の拡幅で車道化し、現在の国道用隧道として利用したことが分かります。

P5011397.JPG
この場所にしか入口出口を設けることができなかったことが、上部の断崖の様子で見て取れます。僅かな平坦箇所を細かく繋いで、隧道を開鑿していった歴史がここにあります。

31b805c0.JPG
海側の様子。完全な断崖が続いています。

2f8f9340.jpg

神宮沢第一隧道を抜けて僅かな明かりを見ると、直ぐに神宮沢第二隧道が現れます。


その四へ

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